2024年09月25日
先日の連休に栃木県から群馬県を巡る1泊2日の旅をしてきました。この旅では奥日光の戦場ヶ原をウォーキングすることがメインでした。しかし、両日ともほぼ雨で2日目の午前中はどしゃ降りになり、その予定は断念して各地の観光施設を巡ることになりました。
ではこの食堂の写真は何なのか?これは今回の旅で最も印象に残った場所です。この食堂は日光市の足尾銅山跡地の資料館の2階にあった食堂です。何とまあレトロ感たっぷりで、昭和の匂いがぷんぷんしました。
ショーウインドーの中のメニューは飲み物を含めて6品だけです。飲み物がコーヒー、レスカ(レモンスカッシュ)、そして食べ物はナポリタン、オムレツ、生姜焼き、ラーメンの4品です。
どれも懐かしいですね。もちろん今でもあるメニューですが、当時はこんなものだった気がします。ほかにあったのはミートソースのスパゲッティくらいでしょうか。
そして興味津々で店内をのぞいてみると、男性のお客さんが1名いるのを確認しました。そしてその接客をしている店員さんがなんと!腰が曲がった70代くらいのおばあさんだったのです。まさに「ザ・昭和の食堂」そのもので私は感動しました。
昼食にはまだ早い時間だったのでこの食堂での食事は見送りましたが、きっと足尾銅山が稼働していた頃からあった店なのだろうと思います(昭和53年に閉山)。
現在、巷では「町中華」が人気とのことですが、こんなレトロな食堂もSNSなどで話題になれば、お客さんが殺到する可能性もあるのではないかと思いました。