2023年09月04日
先月の25日(金)に沢木耕太郎さん原作の映画「春に散る」
を観てきました。この日が公開日でしたが、映画が公開される
日に観に行くのは初めてのことで、それだけ私が楽しみにして
いた映画ということになります。
原作の上下巻は昨年の秋には読んでおり、その頃、この映画が
が「来春、公開予定」となっていましたので、半年ほど遅れて
の公開となりました。
主人公は60歳を過ぎた元ボクサー役の佐藤浩市さんと若手ボ
クサーを演じる横浜流星さんの2人です。あらすじは省きます
が、その「60歳過ぎの元ボクサー」という人物設定が私と重
なっていたので興味を持っていました。
先日、原作者である沢木耕太郎氏(75歳)がテレビ番組の対
談で「晩年とどう向き合うか」について語っていました。そこ
で彼は「スポーツ選手も人間も衰えていく自分とどう折り合い
をつけるかが大事ではないか」という話をしていました。
私自身も衰えは感じていますが「老いは受け止める。しかし、
老いぼれにはなるな」と叱咤激励しています。そして60歳に
なった今は、自分がやりたいことを実行に移すようにしていこ
うと思っています。
行きたいところがあればそこを旅する。会いたい人がいれば、
そこに自ら出向く・・・そんな生活を続けていきたいですね。