2021年05月25日
23日(日)に行われたラグビートップリーグ・プレーオフの決勝で
パナソニックがサントリーを31対25で破り優勝しました。この試合
が最後の福岡選手も1トライをあげて、見事に有終の美を飾りました。
(写真は優勝を決めて堀江選手と喜びを分かち合う福岡選手:11番)
この試合を最後に医師の道に進む福岡選手は、既に順天堂大学医学部
に合格しており、現役の医学生でもあります。今回は特例として今シー
ズンまでラグビー選手として活動することができました。
彼が2019年のワールドカップでは「快速ウイング」「スピードス
ター」として日本初のベスト8進出に貢献したのは記憶に新しいところ
です。
医師を志したきっかけは、高校時代に膝の怪我をして手術を受けたこ
とがあり、自らも怪我をしたアスリートの復帰に力になりたいとの思い
があったからのようです。
そして福岡選手は、昨日の今シーズンを締めくくる表彰式でMVPを
受賞しました。スポーツ選手のこれほど見事な引き際は見たことがあり
ません。
28歳とまだまだラグビー選手としての成長が見込める時期での引退
は残念ですが、彼の新たな道での活躍にエールを送りたいと思います。