2020年08月18日
今月の10日(月)から甲子園球場で開催されていた高校野球の交流試合が
昨日で終了しました。ご存知の方も多いと思いますが、この試合は春の選抜
高校野球大会に出場が決まっていた高校が甲子園に集まり、1試合だけ対戦する
というものです。
コロナの影響で大会が中止となり、それに代わるものとして特別に開催されま
した。賛否両論あるようですが、私は開催に賛成です。どのスポーツや各分野に
おいても、中止になったものに代わる機会を設けてあげて欲しいと思うからです。
各高校の選手達は、にこやかに笑顔でプレーしていましたが、やはりいつもの
あの「夏の甲子園」の雰囲気とは全く違った印象でした。
灼熱のグラウンドに響き渡るアルプススタンドからの声をからした声援、そし
てコンバットマーチ(古い?)などのブラスバンドの演奏と日焼けしながら汗だ
くになって踊るチアガール・・・そんな光景もあっての夏の甲子園大会だと思い
ます。
写真は福島県の磐城高校が国士舘高校に4-3で敗れたことを報じたものです。
磐城高校は21世紀枠でセンバツの代表校に選ばれましたが、チームを率いて
いた監督が春の定期異動で転出してしまいました。そしてセンバツ大会の中止。
そんな事情が配慮されたのでしょう。試合前の練習のノックを前監督が行うこ
とが特例として認められたのです。21世紀枠で選ばれるほどのチームにした監
督や苦楽をともにした選手達へのご褒美とも言えるでしょう。
コロナが収束して、来春の選抜大会、そして来夏の甲子園大会がいつものよう
に開催されることを期待しましょう。