2020年04月27日
今はこういう状況なので、自宅にいて過去のボクシングの名試合
などをYouTubeで見たりしていますが、たまたま見つけたK1の
試合の1つがとても熱いファイトで引きつけられました。
それはマイク・ベルナルド選手とレイ・セフォー選手の初対戦の
試合です。どちらもボクシングとキックボクシングの経験者です。
特にマイク・ベルナルド選手はマイナーなタイトルとはいえ、ボク
シングのヘビー級のチャンピオンになったこともあります(写真の
黒いトランクスがベルナルド選手、手前の青いトランクスがセフォー
選手)。
私は「南海の黒豹」と呼ばれたレイ・セフォー選手が好きでした。
激しい打ち合いになるとニヤリとして「さあ、もっと打てよ・・・」
みたいな仕草をみせ、時にはノーガードで相手を誘います。
見ていてとてもワクワクする選手でした。そんなレイ・セフォー
選手とマイク・ベルナルド選手がものすごい打ち合いをするのです。
特に第2Rと3Rの打ち合いが見事!
最初はマイク・ベルナルド選手がダウンを奪うのですが、レイ・
セフォー選手が2つのダウンを奪い返します。ヘビー級ですから
その迫力が何ともすさまじいのです。
K1が当時、あの紅白歌合戦を上回る視聴率をはじき出すほどの
人気だった理由が分るような素晴らしい試合です。
また、試合中でもお互いにその力を認め合うようなグローブタッ
チをするところに、格闘家同士の熱き思いを感じます。
K1に思い入れのある方は、是非ご覧下さい。十分、その価値は
あるのでお勧めします(K1ワールドグランプリ2002年in
名古屋の試合)。