2020年03月16日
先日、久々に映画館に出向き「フクシマ50」を観て来ました。
この映画を選んだ理由は2つあり、1つは門田隆将氏原作の「死の淵
を見た男 吉田昌郎と福島第1原発」を読んでいたこと。
そしてあの震災で起きた原子力事故を映像として見ることで、さらに
詳しく知っておきたいと思ったからです。
感想は「あんなに切迫した状況に追い込まれていたのか・・・全く知ら
なかった」ということです。あのときは私達も被災者であり、水は出ない、
ガソリンもない、親の生活は大丈夫か?など自分達のことで精一杯でした。
ニュースで原発が大変なことになっているのは把握していましたし、
その後、何とか収束に向かったことも承知していました。しかし、現場で
はあれほど「死に直面する危機」だったとは・・・
そこの現場に残り、何とかしてその危機から脱するため必死で任務を全
うしようとする男達の姿に素直に感動しました。
ひたちなか市近辺はあの震災の被災地として、その影響を多少ならずも
受けた方は多かったと思います。そして、今もなお福島の方の中には多く
の避難者がいます。
その原因となった原発事故がどんな事故であったかを、多くの人の記憶
に残すために制作された映画だったのではと思いました。