2020年02月11日
いよいよあと5ヶ月となった東京オリンピック。マラソンのコースが
すったもんだの末、北海道の札幌市に変更になったのは皆さんご存知の
とおりです。そして、大通公園(写真)をスタートとフィニッシュにす
るコースに決まったようです。
暑さ対策ということで急きょ変更になったわけですが、それでもその
暑さとの戦いは厳しいだろうと思います。
実は私は約8年ほど前に「北海道マラソン」に出場したことがあるの
です。コースはオリンピックコースと同じではありませんが、おおよそ
似たようなエリアで開催されたと言っても良いでしょう。
時期は8月下旬のたぶん第4日曜だったと記憶しています。地元のテレ
ビ中継があるせいでしょうか。スタートは正午です。当日スタート時の
気温はたしか28℃でした。そしてレースの途中で30℃になったのです。
さすがに炎天下のもとでそれなりのペースで走ると、やはり体は正直で
でかなり消耗するようです。私は人生初の脱水症状で脚が痙攣し走れなく
なったのです。水分もかなりまめに補給していたのですが・・・
このときは妻と北海道旅行を兼ねたマラソン参加でしたので、その翌日
からも旅の予定が入っていました。
痙攣が治れば・・・完走だけはしたいという気持ちもあったのですが、
さらに悪化して病院送りになっては旅行どころではなくなるので、28km
地点で素直にリタイアしました。
実はこのとき、出発前日に突発事案の対応で帰宅が午前1時過ぎになって
しまい、睡眠時間2時間ほどで自宅を出たため、当初から体調が悪かったの
も失速した原因だったかもしれません。
東京マラソンではスタートが午前6時のようですから、私の時よりは気温
に関してはましだと思いますが、大会本部側の暑さ対策、そして何よりも出
場する選手の暑さ対策・・・それが大きな鍵を握っているのは間違いないと
思います。