2020年01月21日
現在、大相撲の初場所が行われていますが、好調の遠藤とともに
土俵を沸かせているのが炎鵬ですね。昨日も大関初挑戦で豪栄道を
破りました(写真)。
その前日(日曜日)には、郷土力士(石川県)の先輩である遠藤
も熱戦の末に破ったのです。人気者同士の戦いに場内はその日一番
の盛り上がりをみせていました。
身長が170cmにも満たない小兵力士の炎鵬ですが、幼少の頃
から相撲に取り組んでいた本格派の相撲取りとのことです。
大相撲では相手が大柄なので懐に潜り込んだり、足を払ったり取っ
たりということもありますが、たしかによく見ていると横への動きが
素早く、相手がそのスピードについていけない感じがします。
炎鵬を見ているとかつてのボクシング世界ヘビー級王者のマイク・
タイソンを思い浮かべます。タイソンもヘビー級では小柄でしたが、
その圧倒的なスピードで大柄な選手をバッタバッタと殴り倒していき
ました。あのような選手はもう現れないだろうと思うくらいの選手で
した。
相撲はボクシングとは異なりますが、炎鵬のスピーディーな動きで
大きな選手を翻弄して勝つ姿には、思わず大声で「すごい!」という
言葉が出てしまいます。彼のさらなる活躍を期待します。