2019年11月27日
来年の東京オリンピックの代表選手に向けた戦いが、それぞれのスポーツで
繰り広げられています。先日は柔道グランドスラム大阪大会の男子66キロ級で、
丸山城志郎選手と阿部一二三選手(写真)の激しい攻防がありました。
延長戦の末、阿部選手が勝利してオリンピック出場への可能性を残しました。
ここ3試合の両者の戦いはいずれも丸山選手が勝っていたこともあり、この大会
で丸山選手が勝てばオリンピック出場の内定が出たのです。
負けた丸山選手は泣きながら「オリンピックに出るには甘くないと感じた」旨を
語っていました。
わずかな人が手にするオリンピック出場。しかも一生に一度の東京オリンピック
ですから、各選手のオリンピック出場にかける思いは相当なものがあると思います。
そしてそのオリンピックでメダルを取れば「メダリスト」としての名声と極端に
言えば、一生それだけで生活できる栄誉を手に入れることができるわけです。
それだけにその選考を巡る戦いは激しくなるのでしょう。今年も残りあと1ヶ月
ほどになりました。これからさらに各種競技で熱い戦いが繰り広げられるはずです
が、各選手には悔いのないように全力で戦って欲しいですね。