2019年08月23日
昨日、全国高校野球大会の決勝が行われ、大阪代表の履正社高校が石川県代表
の星稜高校を5-3で破って初優勝となりました。逆転もあり、追いつき、また勝ち
越すという決勝戦にふさわしい熱戦だったようです。
今大会で最も注目されたのは、やはり決勝戦でも登板した星稜高校の奥川投手で
あったと思います。決勝戦では履正社打線につかまりましたが、疲労などもあり、
万全の状態ではなかったのではないでしょうか。
圧巻だったのは17日(土)の智辯和歌山戦でした(写真)。延長14回を一人で
投げ抜き165球、23奪三振の快投でした。13回でも152kmの速球で三振を
奪ってしまうピッチングには圧倒されました。
私はたまたまセンバツ大会の1回戦で、奥川投手が今回優勝した履正社打線から17
奪三振で勝った試合をテレビで観ていました。そのときから奥川投手には「ものが違う」
「高校生では打てない」との強烈な印象を受けました。
彼は予選を勝ち抜き、戻ってきた甲子園で最高のピッチングを見せてくれました。
残念ながら優勝は逃しましたが、彼のこれからの活躍が期待されます。
もちろんこの秋のドラフト1位は間違いないでしょう。そして1年目から6~7勝
はできると私は予想しています。