2018年12月11日
ロストフの14秒・・・これは先日放送されたNHKスペシャルのタイトル
です。今年のサッカーワールドカップ決勝トーナメント。ロシアのロストフで
行われたベルギーとの試合。
日本は2-0とリードした後に同点とされ、最後の最後に高速カウンターで
1点を奪われてしまったのですが、そのカウンター攻撃の14秒間を追った番組
でした。
海外でプレーする長谷部選手、長友選手や吉田選手をはじめ、ベルギーの選手
や元日本代表監督のオシム氏、ザッケローニ氏なども取材して、あの14秒に何
が起きて、選手達は何を思いながらプレーしていたのか・・・
あの場面は、その14秒を含めて後半はあと残りわずかであり、敢えて攻めず
に時間をおいて延長に持ち込むこともできたのです。しかし、日本は攻め続けて
得点を取りに行き、そして強烈なカウンター攻撃を食ってしまったのです。
そこにはこんな心理状態があったそうです。それは長友選手らが語っていました
が、予選リーグの最終試合のポーランド戦で日本は負けていたのにボール回しをして
時間を稼ぎ、結果的に予選を突破したのです。
その戦い方を非難する声が一部にあったため、選手達の中にはベルギー戦ではいい
勝負をして何としても勝ちたいとの思いが強かった。それが攻め続けた理由の一つ
だったようです。
敗れたとはいえベルギーの選手達も一時は負けを覚悟していたと話していたように、
日本の戦いは世界中のサッカーファンに強烈な印象を残したのではないでしょうか。
次のサッカーワールドカップは4年後に中東のカタールで開催されます。そこで
またどんなドラマが生まれるのでしょうか。楽しみです。