2018年04月23日
昨日、仙台市内で羽生結弦選手のパレードが開催され、10万8千人の人々が
沿道で手を振ったとのことでした。オリンピック2連覇は確かにすごいですが、
たった1人の選手のパレードでこれだけの人を集めるのですから、まさに国民的
なスターと呼べるのではないでしょうか。もちろん、この仙台が羽生選手の出身地
だからということもあるでしょう。それでもすごいです。
この観衆の中には、外国から駆けつけたファンも数多くいたようで、ルーマニア
の若い女性がインタビューを受け、「困難を克服して金メダルを獲得したところに
感動した」と語っていました。
私もこの彼女と同じです。昨年11月(?)の大会で足首にひどい怪我を負い、
オリンピック出場さえ危ぶまれていたのです。そして彼は、他の大会の出場を見送り
オリンピックでの1発勝負に賭けたわけです。
オリンピックまでの間、彼は「今を貫く」との思いでリハビリと練習に取り組んで
いたとのことでした。要するに「今、自分にできることをしっかりやる」という意味
だそうですが、当たり前のようでいて意外とできないことだと思います。
羽生選手はオリンピック後も怪我の治療を続けているようですが、来シーズン
(今年の秋以降)は「多くの試合で滑りたい」と話しているようです。まだまだ
期待ができる選手ですので、今後のさらなる活躍を期待しましょう。