2018年04月18日
昨日、ビッグニュースが飛び込んで来ました。あの公務員ランナーとして
有名な川内優輝選手が、ボストンマラソンで優勝したのです。これは瀬古利彦
さん以来31年ぶりの快挙です。
レースの当日は極寒、大雨、強風という最悪のコンディション。それを川内
選手は「自分にとってはチャンス」ととらえて積極的にレースに臨んだのです。
ニュースでそのレースを見ましたが、スタート直後にハイピッチで先頭に出た
川内選手を地元の解説者が「クレイジー」「すぐにピアノを背負ったように遅く
なるはず」と馬鹿にしたような言い回しをしているのです。
ところがどっこい終盤にアフリカの選手(ロンドン世界選手兼の金メダリスト)
を大逆転。見事伝統ある世界有数のマラソン大会を制したのです。これはテニス
の4大大会で優勝したと同等の価値があると表現するジャーナリストもいました。
とにかく素晴らしい快挙です。これで日本の川内から世界の川内になったと言っ
ても過言ではないでしょう。
大迫傑選手、設楽悠太選手らにとっても大きな刺激になったはずです。そして
川内選手は31歳。これからまだまだ活躍が期待できるでしょう。楽しみです。