2017年08月18日
前回の一人旅の続きを・・・。銚子駅に着いた私はそのまま銚子電鉄に乗り換え
ました。水揚げ量の多さで有名な銚子港からの荷物の運送で栄えた銚子電鉄は、何年
か前に利用者激減により廃線の危機に。地方ではよくある話です。
せっぱつまった会社が行ったのが、地元の土産品「ぬれせんべい」のネット販売で
でした。これがマスコミなどに取り上げられて話題となり、ぬれせんべいは売れるは、
観光客は増えるは・・で経営が持ち直して存続の危機を脱したそうなのです。
実際に私もこのときにマスコミに取り上げられたことで、銚子電鉄の存在を詳しく
知ることになったのです。
前回の写真はその銚子電鉄の終着駅である「外川駅」でしたが、今回の写真は
外川駅から徒歩約15分の海沿いにぽつんと立つ「犬若食堂」です。我孫子駅で乗り
換えた際に偶然見つけたパンフレットにこの食堂が紹介されていたのです。
そして訪れてみると店内には5~6名が食事をしており、そこに掲げてあった額を
見て気づいたのです。この店はとんねるずの「キタナシュラン(?)」の認定を受け
た地元の有名店だったのです。パンフにはその旨の記載は一切ありませんでした。
確かに外観も?で店内も?でしたが料理はいずれもうまそうなものばかり。
私はパンフで紹介されていた「サルエビのかき揚げ」を注文。サルエビとは初めて
聞きましたが地元で取れるエビのようです。
一人前で大きなかき揚げが4つもあったので定食にはせず、生ビールとともにゆっくり
その味を楽しみました。サクサクとカリカリでとても美味でした。思いもよらなかった
名店に出会えて「これぞ行き当たりばっ旅!」の気分に浸れました。
地図では犬若港と記載がありました。