2017年01月23日
ついに稀勢の里が優勝しました。茨城県牛久市の出身ですから、郷土力士
としてずっと応援してきたのでとても嬉しいです。
地力がありながら肝心なところで負けてしまうため、「精神力の弱さ」などを
指摘されてきましたが、今場所の14日目にようやく初優勝に手が届きました。
そして千秋楽の結びの一番で横綱の白鵬に逆転勝ち。車のラジオで聴いていたら
白鵬の寄りに「やられる!」とあきらめ掛けた一瞬、「ぎゃくてーん!」との絶叫。
見事なすくい投げで勝ったことを知り、思わず感激の涙を流してしまいました。
この白鵬に勝ったことで「横綱昇進」を確実なものにして、若乃花以来19年ぶり
の日本人横綱の誕生が決まったのです。これを多くの日本人は待っていました。
30歳での横綱昇進は、亡くなった親方の元隆の里関と同じとのこと。おしん横綱
と呼ばれた師匠と同様、これからも辛抱強く稽古を重ねて、強い横綱になって欲しい
と思います。