2017年01月08日
昨年末の30日、31日にボクシングのタイトルマッチ等が数多く
ありました。31日は「紅白をリアルタイムで観たい」という家族の
要望もあった上、録画も全てはできずに見逃した試合もありました。
30日の試合では、井上尚弥が河野公平にTKOで勝ちました(写真)。
私の印象では、1Rからスピードの違いが歴然としており順当な井上
の勝ちでした。八重樫も12Rに連打でストップして防衛、オリンピック
メダリストの村田諒太と清水聡は、いずれも3Rに相手を倒して勝ちまし
た。村田は今年中に世界挑戦の可能生が出てきたので楽しみです。
31日に最も注目していたのは、リベンジなるかの内山高志でしたが、
残念ながら2-1の判定負けでした。やりにくいタイプの相手でしたし、
後半は相手のしつこいクリンチに手を焼いていた印象で、これで終わって
しまうのは残念なので、引退はせずに再起してほしいです。
そして井岡一翔は、見事なボデイ攻撃で相手を嘔吐させてTKO勝ち。
また、小国以載が初挑戦でタイトル奪取、中京地区では田中恒成が
2階級制覇を達成しました。
こうして振り返ると、すごい試合ラッシュでしたが私が特に印象に残っ
たのは、井上尚弥選手のスピードと井岡選手のボデイ打ちの巧さでした。
会員さんの1人も「井岡はボデイ打ちがすごいし、ガードもしっかり
していますね」と興奮気味に語っていました。
新たに2人がチャンピオンとなり、日本のボクシング界も黄金期が
到来したような気がします。今年もこれからの試合が楽しみです。