2016年05月15日
昨日は休みだったので映画を観てきました。先週公開された64(ロクヨン)の
前編です。この原作者である横山秀夫氏の作品は、これまでにほとんど読んでいます。
その横山秀夫氏が長いブランクを経て、4年ほど前に書きあげた作品がこの64です。
昨年はNHKでピエール瀧さんの主演で放送されました(これも観ました)。
物語はわずか7日間しかなかった「昭和64年」の1月に起きた誘拐事件が発端とな
っています。実は私はこの年、つまり年号が「平成」に変わってまもない1月15日に
結婚式を挙げたので、「昭和64年」を取り上げたこの作品が特に気になっていたのです。
映画の感想ですが、後編を観ずにはいられない力作でした。やはり小説、テレビと比べる
とこちらに伝わる迫力に圧倒されてしまいます。また、私が前職の時代に主人公の所属する
「警務部」という組織にいたことがあったので、より深く胸に迫るものがあったのだと思い
ます。
後編は6月11日公開ですが、「ラストは原作とは異なる」とのことで今から楽しみにし
ています。