2016年08月22日
17日間のリオのオリンピックが終わりました。昨晩は、陸上の最後の種目で
ある男子マラソンがありましたが、残念ながら日本の3選手では佐々木悟選手の
16位が最高でした。マスコミでは「惨敗」と書いているところもありますが、
実力からすると妥当だったのでは思います。世界では2時間4~5分の選手がざら
にいるのに、日本のレベルは20年前と変わらずに実力のある選手でも2時間8分
前後です。メダルに手が届くだろうと考える方が無理があります。
これで男子は、バルセロナオリンピックの森下広一選手の銀メダル以降、6大会
連続でメダルを逃しています。一方、箱根駅伝では毎年のように記録が更新される
ように大学生のレベルは上がっているのです。それがマラソンにつながらない。
このあたりを変えていこうという試みをしているのが、青山学院大学の原監督です。
今年の東京マラソンでも青学大の選手2名が入賞するなど、世界に通用するマラソン
選手を育てようとしています。マラソン好きの私としては、やはり世界に通用する選手
が現れるのが楽しみです。
次は4年後の東京オリンピックですが、前回は昭和39年でしたので、私は1歳で
全く記憶にはありません(当然です)。今度の東京オリンピックはぜひいずれかの競技
を観戦したいですね。
沿道で先頭争いをするマラソンの日本の選手に声援を送れたら嬉しいのですが・・・。