2024年06月24日
久々に映画館で映画を観てきました。柚月裕子さん原作の「朽ちないサクラ」です。現在、書店では続編の「月下のサクラ」が販売されていますが、その脇にこの映画の原作が並んでおり、その帯に「6月21日公開」とあるのを見て、初めて映画化されたことを知りました。
私は7~8年前から柚月裕子さんの作品のファンになりました。きっかけは柚月さんの「孤狼の血」を読んだことです。その後、孤狼の血が映画化され私が好きな役所広司さんが主演したことで、一気に柚月裕子さんの作品に注目するようになったのです。
しかも孤狼の血の原作者として紹介された記事で彼女の誕生日が私と同じであることを知り、ますます親近感が沸きました。彼女の作品はほとんど読んでいます。
「朽ちないサクラ」については、公開されたばかりですしネタバレは避けた方が良いと思うのであらすじは省略します。いわゆる警察もので内容はやや重いですが
よくできたストーリーで見応えがありました。また、杉咲花さん、安田顕さんの演技は見事でした。
この日私は午前9時25分から上映のものを観ましたが、午前9時過ぎにはチケット販売機の前が長蛇の列でした。しかも明らかにその大半は「高齢者」。
私はすぐに気づきました佐藤愛子さん原作の「90歳、何がめでたい」を観に来た人たちだろうなあと思っていたら、やはりそのとおりでした。