2024年04月09日
プロ野球が開幕して3カードが終わりました。スタートダッシュに突出して成功したというチームはなく、混戦が続く予感がします。
そんな中で私が注目して、期待しているのがオリックス・バッファローズの吉田輝星投手です。昨シーズン後に北海道日本ハムファイターズからトレードで投手王国オリックスに入団しました。
彼は2018年夏の甲子園で金足旋風を巻き起こしたエースでした。私もあの夏の甲子園は、久しぶりにテレビにかじりついて秋田県代表の金足農業高校を応援していました。
その魅力は強豪の私立高校を次々と撃破していく痛快さにありました。しかも、金足農業の選手たちは秋田の地元の中学で部活として軟式野球をしていた生徒たちです。硬球を扱うシニアリーグなどの出身ではないのです。
特に印象に残ったのは準々決勝の近江高校戦で見せたサヨナラのツーラン・スクイズでした。私も思わず「オオ-!」と歓声をあげてしまいました。
外国のSNSでも取り上げられるほどの鮮やかなプレーでした。
その年のドラフトで吉田投手はドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団しましたが、思うようなピッチングができずにトレードされました。しかし、これは環境を変えれば成長が見込めるだろうという期待の表れでもあります。
今シーズンは中継ぎで短いイニングのだけ登板ですが、見事なピッチングを続けています。それをこのまま継続してオリックスの4連覇に貢献してもらいたいと願っています。