2022年11月08日
すでに1週間前になってしまいましたが、世界ライトフライ級の統一戦
で、寺地拳四朗選手が京口紘人選手を7ラウンドTKOで破り、見事に
タイトル統一を果たしました。
試合展開は、寺地選手が序盤から的確なジャブと軽快なフットワークで
ペースを掴んでいたと思います。京口選手もガードを固めて距離を詰め
ていこうとしますが、思うように入っていけない・・・そんな試合にな
りました。
そして5ラウンドに寺地選手の右ストレートがきれいに決まって、京口
選手がダウン。しかし、このあとの京口選手の反撃がすさまじく、ひょ
っとして逆転勝利か?と思わせるようなナイスファイトでした。
しかし、その後は寺地選手がペースを取り戻し、7ラウンドに再び決ま
った右ストレートでぐらついた京口選手。それを見たレフリーが試合を
止めて寺地選手がTKO勝利となったのです。
10年振りの日本人同士の統一戦は、見応えのある良い試合でした。
今後、寺地選手は3冠の統一へ向うようですが、敗れた京口選手もきっ
と再起してくれるはずです。
今後の2人のさらなる活躍に期待しています。