2022年08月24日
夏の全国高校野球大会は、宮城県代表の仙台育英高校が初優勝しま
した。東北地方の高校としては春・夏を通じて初めてのことです。
優勝の要因は、実力のある投手を5人揃えたことにあると思います。
テレビ朝日で解説していた松坂大輔さんも「それが理想と分ってい
ても、なかなか投手を5人も揃えるのは難しい」と語っていました。
夏の大会の決勝まで進みながらも敗れた高校の中で記憶に残ってい
る高校が2校あります。2003年の大会で茨城代表の常総学院に
負けた東北高校です。主戦投手は当時2年生だったダルビッシュ有
投手でした。
そして記憶に新しい2018年の秋田県代表の金足農業です。エース
の吉田輝星投手を中心に「9人野球」で次々と私立の強豪高校を破り、
決勝に駒を進めました。
最近は大阪桐蔭や智辯和歌山などの近畿勢が強いと言われていますが、
ベスト4には福島県代表の聖光学院も残りました。これからは東北勢
にも全国制覇を狙えるチームが増えてくることを期待しましよう。