2021年06月30日
先日開催された日本陸上選手権の男子110mハードルで驚異的な記録
が生まれました。泉谷駿介’選手(順大 19歳)が13秒06の日本新記録
で優勝。
しかも、この記録は今年の世界第3位にランキングされる好記録。リオ
のオリンピックでは銀メダル相当の記録(しかも金メダルとは0秒01差)
だそうです。これは素晴らしいです!
この背景にはこの競技に有望な選手が次々と現れ、大会ごとにその記録
が更新されていったことがあるようです。この決勝には2着の金井大旺選手、
3着の高山峻野選手、さらに予選で参加標準記録を突破して決勝に進出した
村竹ラシッド選手らがライバルとしてスタートラインに立ちました(残念な
がら村上選手は決勝のスタートで失格)。
こうした好敵手(ライバル)の存在は好記録の誕生には欠かせないもの
のようです。同じ日本選手権で行われた男子100m決勝でも4人の9秒
台の記録を持つ選手らを抑えて、多田選手が1位となりオリンピック出場
を決めました。
ライバル同士が切磋琢磨してさらなる上を目指す・・・これはどの世界
でも人々を引きつけますよね。今後はそんな視点からもスポーツを楽しん
でいきたいと思います。