2021年05月18日
一昨年のプロ野球ドラフト会議でロッテマリーンズに1位で指名された
佐々木朗希投手が、日曜日(16日)に一軍の西武ライオンズ戦で初先発
しました(写真)。
結果は5回107球4失点で降板。勝ち投手の権利を得ての降板でした
が後続が打たれてリードを守り切れず、初勝利はお預けとなりました。
マリーンズでは慎重に彼を育てており、昨年は二軍でも公式戦の登板は
なく、体作りを中心に行っていたようです。プロ入り当時から「先が細す
ぎる」「成長過程にあり、まずは体づくりから」と言われていました。
今回も二軍戦での好投が認められての一軍先発デビューとなったように
首脳陣は時間をかけて佐々木投手を育てているようです。
また、この登板ではほとんどのストレートの球速が150km台という
ことで、これは並の投手ではできないことです。つまり、順調に彼は一軍
でも通用する力をつけているということでしょう。
パ・リーグは首位から6位までがおよそ5ゲーム差で混戦が続いていま
す。後半戦に佐々木投手が一軍に定着するような好投を見せることができ
れば、ロッテの上位進出も可能ではないでしょうか。
高校時代に160kmの速球を投げ「令和の怪物」と呼ばれた佐々木投
手の今後に注目しましょう。