2021年03月31日
関脇の照ノ富士が3度目の優勝をして、大関への返り咲きを
果たしました。一時は怪我の影響で序二段まで落ちたこともあり、
史上最大の復活とも言われています。
また、昭和以降で十両以下にまで番付を下げて、大関復帰を果
たしたのは照ノ富士が初めてとのことです。平成26~27年頃
に力をつけて番付を上げ、大関になった頃は力任せの相撲が目立
っていました。
しかし、最近の相撲では力だけではなく「巧さ」も感じさせる
相撲が多くなったような気がします。久々に4大関時代を迎えま
すが、安定感では照ノ富士が一番だとみています。
そして私が照ノ富士の復活に思いを寄せる理由は、彼が膝に大
怪我を負い、それが原因で大関を陥落し、その怪我を克服してき
たことです。
私は今月になって古傷の左膝が悪化して通院中ですが、いつも
より回復具合が悪く、気分的には落ち込み気味です。
しかし、照ノ富士の「諦めずにやってきて良かった」の言葉に
刺激を受けました。照ノ富士の怪我に比べれば、私の場合は軽傷
ですので、気持ちを前向きに過ごしていくつもりです。