2020年12月14日
昨日、柔道男子66kg級の東京オリンピック代表内定を賭けた
試合が講道館で行われました。それが史上初の1試合限定ワンマッ
チであったことで世間の注目を集めました。
戦ったのは丸山城志郎選手と阿部一二三選手です。これまでの対
戦成績は丸山選手の4勝3敗です。最初は阿部選手がリードしてい
ましたが、丸山選手が3連勝して優位に。しかし、昨年の土壇場で
阿部選手が勝ちこの日に至ったのです。
試合時間は4分。決着がつかずその後延長に入りましたが、両者
の白熱した戦いが続き、20分が経過しようとしたそのとき阿部選
手の大内刈りが決まって技ありとなり、阿部選手が勝ちました。
実はこれをテレビ東京が中継したのですが、これほど長くなると
は予想していなかったのでしょう。途中で放送が途切れ「あとはネ
ット配信で・・・」になってしまったのです。
録画して夢中で見ていた私も拍子抜けしてがっかり。その後に他
局のニュース番組で阿部選手の勝利を確認しました。私の正直な気
持ちは「どちらも東京オリンピックに出してあげたい」です。
これは多くの人がこの激戦を見て感じたことでしょう。阿部選手
には丸山選手の思いを背負って何としてでも金メダルを獲得しても
らいものです。