2020年02月25日
いよいよ東京マラソンが3月1日(日)に開催されます。
何と言っても注目は、東京オリンピックの男子マラソンの第3
番目の代表選手がこここで決まる可能性が高いということです。
9月のMGCで中村選手と服部選手が決まり、残るはこの東京
マラソンと3月のびわ湖毎日マラソンが選考レースとなります。
しかし、好記録が期待できるコース設定としては東京マラソン
の方が上ですし、何と言っても東京マラソンの出場選手の顔ぶれ
でそれが明らかです。
今回の東京マラソンには、現在の日本記録保持者の大迫傑選手
とその前の日本記録保持者である設楽悠太選手が出場します。
さらにその設楽悠太選手と東京マラソンでしのぎを削った井上
大仁選手も出場するわけですから、この東京マラソンで決まると
言っても過言ではないでしょう。
そして第3の出場枠を得るには、大迫選手の持つ2時間5分50
秒を1秒でも上回るタイムを出さなければなりません。これも非常
に厳しい条件です。
また、大迫選手はMGCで3位でしたので「果報は寝て待て」で
結果を待つこともできたわけですが、それを良しとせずに再び、自
ら走ることを選んだわけです。この心意気にもあっぱれ!ですね。
レースはとても楽しみなのですが、新型コロナウイルスの関係で
この大会を楽しみにしていた一般の参加者が出場できなくなっこと
は、とても残念でお気の毒です。
出場する選手の皆さんには、そんな一般ランナーの分までベスト
を尽くして走ってもらいたい思いがします。