2017年12月07日
読売新聞の「時代の証言者」というコーナーで、具志堅用高選手の言葉
が掲載されていました。私の知人が30回に渡る連載の記事を切り抜いて、
わざわざ届けてくれたのです。本当にありがたい話です。
その方は、私が具志堅選手に憧れてボクシングを始めたことを知り、何日
も遡って記事を集めてくれたようです。具志堅選手について知らなかった部分
が明らかになり、貴重な資料となりました。
特に今年5月にチャンピオンになった愛弟子の比嘉大吾選手については、
私も関心があるだけにとても興味深く読みました。彼を沖縄の宮古島に訪ね
て初めて見た印象は「荒削りだがパワーと動きの良さ」が光っていたそうです。
その比嘉選手はめきめき上達し、12戦12勝12KOと完璧な戦績で
世界に挑戦し、見事6ラウンドTKO勝ちでチャンピオンになったのです。
具志堅選手の言葉で意外だったのは「比嘉選手が世界王者になれなかった
ら、ジムを畳もうと思っていた」というものでした。「ジム経営は簡単では
なく、費用もかかるから」ということらしいのです。
「あの具志堅選手でさえもジムの経営は大変だったのか」とその難しさを
改めて実感しました。私のジムと比べたら、その規模と目指すところのレベル
の差はかなり大きいですが・・・。
その比嘉大吾選手はその将来性が期待されています。私自身もかなり強く
なれると感じているので、今後どこまで注目される選手に成長していくかが
とても楽しみです。
何よりも会長である具志堅選手と同じようなファイティング・スピリッツ
が素晴らしいと高く評価しています。比嘉大吾選手そして具志堅会長を今後
も応援していきます。