2017年05月23日
20日に開催されたWBAミドル級のタイトルマッチで、期待されていた
村田諒太選手は無念の判定(2-1)負けとなってしまいました。
しかし、この判定に納得した人はほとんどいないと言っていいでしょう。
相手の選手の手数を評価した採点なのでしょうが、ただパンチの数を多く
出せば良いわけではなく、有効打が評価されるべきです。村田選手はブロック
という防御方法で相手のパンチをふさいでいたのですから・・・。
以前は地元びいきの疑惑の判定が多くありましたが、最近は昔ほどではなく
いい傾向だったのです。しかし、誰が見ても不可解な判定の結果ではファンも
離れてしまいます。
それを懸念したのか、WBAの会長が自ら判定結果に不満をもらして再戦を
促すなど異例の展開になっていきました。
村田選手はしばらく休養に入るとのことで、今後のことは明言していませんが
きっとふたたび戦いの場に戻ってくるはずです。
負けたとはいえ、ダウンを奪った見事なストレートを含めてその実力が世界の
トップ級に通用することを見せつけたのですから・・・。彼の次の挑戦を期待して
います。